
世界のHondaがガチで作ったFRスポーツであり、今なお絶大な支持を集めている名車です。
最大馬力250PS/8300rpm、最大トルク22.2kgf·m/7,500rpmという強烈なエンジンと、前後50:50の理想的なバランスを持ったシャシーの組み合わせは、実用性が伴っていれば、是非とも所有したい1台でございました。
Hondaの後輪駆動といえば、軽自動車ではありますが、ビートやS660なんかがございますので、是非とも収録のご検討を下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
Aクラスにビルドアップしてみる
それはともかく、Aクラスにビルドアップしました。
AP1型のS2000には、いつの間にか復活していたRocket Bunnyのワイドボディキットが装着できます。
ワイドボディキットによって、見た目の迫力が増すことはもちろん、より幅広のタイヤが装着できることになり、グリップ性能の向上が期待できますので、真っ先に取り付けていきます。
そしてご存知、遠心スーチャーも搭載し、レース仕様にアップグレードします。
その後は、ブレーキ、足回り、ミッションなどをレース仕様に変更、タイヤ関係をハンドリング全振りにし、余ったPIをエンジン関係に注いでいきますが、ワイド化によってタイヤ関係でPIがズッポリ持っていかれるため、あまりパワーアップの余地はありません。
少ない選択肢の中、演出を主目的として、エアクリ、マフラーをのみ交換しました。
結果、最高速がこれまでの車と比してゴミと化していますが、その分、高速横Gは1.41と大きく上回っているので、旋回速度で相殺できると信じることにします。
また、ミッションは8速で高回転を維持できるように変更しました。
とりあえず、当てになるのかわからないアレを貼っておきます。
ビルド、セットの詳細については最後の方に貼っておきます。

セッティングしてみる
とりあえず吊るしのセットで走り出しますが、相変わらずデフがユルユルなこと以外に大きなは問題なさそうです。
まずはデフをいつも通りにパキンパキンにしておきます。
他はセッティングをいじる必要性が全く感じられませんでしたが、何故か色々といじってしまい、ガチャガチャとやっているうちにワケがわからなくなりました。
ちょこちょこと走っているうちに、やや硬め、僅かにアンダーステア気味であると感じられたので、全体的にマイルドにしつつ、弱オーバー気味にセットを変更しておきました。
これによって、ステアを切った分だけ曲がり、立ち上がりでもけっこう奥目から踏める感じになったので、とりあえずこれで良しとしました。
タイムアタックしてみる
そんなわけで走った結果が下記のとおりです。
Bahia De Plano Circuit
計測タイム | 00:46.074 |
上位0.05% | 00:45.528 |
上位0.1% | 00:46.155 |
上位0.25% | 00:47.100 |
結果:大変よろしい
Arch of Mulege Circuit
計測タイム | 00:58.265 |
上位0.05% | 00:58.108 |
上位0.1% | 00:58.876 |
上位0.25% | 01:00.010 |
結果:大変よろしい
Los Jardines Circuit
計測タイム | 00:51.876 |
上位0.05% | 00:52.191 |
上位0.1% | 00:53.191 |
上位0.25% | 00:54.611 |
結果:喜ばしい!
Chihuahua Circuit
計測タイム | 00:53.101 |
上位0.05% | 00:52.669 |
上位0.1% | 00:53.656 |
上位0.25% | 00:54.797 |
結果:大変よろしい
Tierra Prospera Circuit
計測タイム | 01:04.390 |
上位0.05% | 01:04.082 |
上位0.1% | 01:04.992 |
上位0.25% | 01:06.517 |
結果:大変よろしい
Playa Azul Circuit
計測タイム | 01:07.058 |
上位0.05% | 01:06.900 |
上位0.1% | 01:08.018 |
上位0.25% | 01:09.636 |
結果:大変よろしい
Lookout Circuit
計測タイム | 00:50.017 |
上位0.05% | 00:49.828 |
上位0.1% | 00:50.483 |
上位0.25% | 00:51.629 |
結果:大変よろしい
Horizon Mexico Circuit
計測タイム | 01:05.035 |
上位0.05% | 01:04.731 |
上位0.1% | 01:05.686 |
上位0.25% | 01:07.085 |
結果:大変よろしい
Emerald Circuit
計測タイム | 00:48.902 |
上位0.05% | 00:50.156 |
上位0.1% | 00:51.065 |
上位0.25% | 00:52.402 |
結果:喜ばしい!
Estadio Circuit
計測タイム | 00:59.741 |
上位0.05% | 00:58.955 |
上位0.1% | 00:59.800 |
上位0.25% | 01:01.178 |
結果:大変よろしい
Cathedral Circuit
計測タイム | 00:56.858 |
上位0.05% | 00:57.891 |
上位0.1% | 00:58.675 |
上位0.25% | 00:59.893 |
結果:喜ばしい!
Plaza Circuit
計測タイム | 01:23.352 |
上位0.05% | 01:23.819 |
上位0.1% | 01:24.890 |
上位0.25% | 01:26.714 |
結果:喜ばしい!
Bola Ocho Circuit
計測タイム | 00:45.103 |
上位0.05% | 00:45.813 |
上位0.1% | 00:46.413 |
上位0.25% | 00:47.437 |
結果:喜ばしい!
まとめ
今回は、2003 S2000(AP1)をAクラスにチューンしてタイム計測しました。
結果は、下記の通りとなりました。
・喜ばしいタイムが5つ
・大変よろしいタイムが8つ
・よろしいタイムは無し
2003 S2000は、かなり大変よろしいタイムが期待できる車のようです。
しかしながら、ワイド化によるグリップ増強は、どちらかと言えば裏目に出た印象です。
グリップがあればあるだけタイムが伸びるLos JardinesやChihuahuaでは良いものの、テクニカルながらもエンジンパワーもある程度あったほうが良いLookoutやEmeraldではタイムを落としていると思います。
ワイドボディを使わなくても充分に曲がる車ですから、ワイド化してまで更なるグリップ確保に動く必要はなかったかもしれません。
若しくは軽量化せず、その分パワーに振ったほうがトータルでの結果は良かったかもしれません。
この辺はいずれ比較してみたいと思います。
オススメ度
オフラインでのオススメ度:★★★★☆
オンラインでのオススメ度:★★★★☆
- Aクラスで最高のバランスになるFR車
- ワイドボディキットで見た目サイコー、グリップ増し増しにできる
- 超高回転型のF20Cは気持ちの良いエンジン
- ワイド化しなくてもエアロは充実
- ワイドボディキットは諸刃の剣になり得る
そんなところです。


ビルドアップ
変更箇所のみ記載します。
換装 | → 吸気方式 | → 遠心式S/C |
→ ボディキット | → ROCKET BUNNY製 | |
エンジン | → インテーク | → レース仕様 |
→ 排気系 | → スポーツ仕様 | |
→ 遠心式S/C | → レース仕様 | |
車体 | → ブレーキ | → レース仕様 |
→ スプリング | → レース仕様 | |
→ ロールケージ | → レース仕様 | |
→ 軽量化 | → レース仕様 | |
駆動系 | → クラッチ | → スポーツ仕様 |
→ ミッション | → レース仕様8速 | |
→ デフ | → レース仕様 | |
タイヤ | → コンパウンド | → スリック |
→ タイヤ幅 | → 前後幅最大 | |
→ ホイール | → WORK X JDM CONCEPT GT5 | |
→ ホイール径 | → 前後18インチ | |
外装 | → Rウィング | → J’S RACING製 |
セッティング









計測タイムのスクショは、Frickrに置いておきます。
スクショがないコースは撮り忘れです。
結果の詳細は、下記のスプレッドシート(HTML)に載せておきます。
今回は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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